WiMAX解説ブログ

【まとめ】WiMAX利用歴5年のゴリりんごが解説します

WiMAX端末

WiMAXとPC接続時「インターネットなし セキュリティ保護あり」解決方法

WiMAXとPC接続時「インターネットなし セキュリティ保護あり」解決方法

 

「インターネットなし セキュリティ保護あり」と表示されてしまい、インターネットできない場合があります。これは「インターネットには繋がっていないものの、WiMAX端末とPCはお互い通信できている」という状態です。

この状態は下記のメッセージで表示されることもあります。

  • 接続済み インターネット接続なし
  • インターネットには接続されていません
  • インターネット接続がありません
  • インターネット接続なし
  • インターネットなし

この状態を解決するためには、いくつかの方法を試す必要があります。

解決するためには、そこそこの時間と労力が必要です ( 'ω' ; )

 

ゴリりんご
それでは、さっそく解説を始めます。

 

「インターネットなし セキュリティ保護あり」の意味

「インターネットなし セキュリティ保護あり」

「インターネットなし セキュリティ保護あり」は
2種類の意味を有しています

インターネットなし

インターネットには繋がっていないものの、「WiMAX端末」と「PC」はお互いに通信可能である状態のこと

セキュリティ保護あり

WiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)する際のパスワードが設定されていることを意味します

 

ゴリりんご
「インターネットなし セキュリティ保護あり」2種類の意味を有しています。

 

「インターネットなし」の意味内容

「インターネットなし」は、インターネットには繋がっていないものの、「WiMAX端末」と「PC」はお互いに通信可能である状態のことです。

「インターネットなし」について、Microsoftでは以下のようにアナウンスしています。

Windows PC はローカル ネットワークに接続されていますが、インターネットには接続されていません。"インターネット接続がありません" アイコンを選択すると、接続先の Wi-Fi ネットワークの下に"インターネットなし"と表示されます。ローカル ネットワーク上の他の PC やデバイスを表示することはできますが、インターネットを必要とする作業はできません。つまり、Web サイトの利用やメールの使用、または音楽やビデオのストリーミングを使うことはできません。
PC がインターネット接続のない、限られた接続であるかどうかを確認するために、Windows は小さな HTTP 要求をインターネット上のサーバーに送信します。サーバーからの情報を取得できない場合には、このアイコンが表示されます。

引用:Microsoft

 

 

  • インターネットには繋がっていない状態
  • WiMAX端末とPCはお互いに通信可能である状態

 

ゴリりんご
「インターネットなし」とは、インターネットには繋がっていないものの、WiMAX端末とPCはお互いに通信できている状態のことです。

 

「セキュリティ保護あり」の意味内容

「セキュリティ保護あり」は、WiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)する際のパスワードが設定されていることを意味します。

なので、「セキュリティ保護あり」の表示部分は、WiMAX端末とPCがインターネットに繋がっていないこととは関係がありません。

 

WiMAX端末は、PCとWi-Fi接続(LAN接続)する際に、パスワードの入力を必要とする仕様になっています。そのため、WiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)する際には、必ず「セキュリティ保護あり」と表示されます。

 

WiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)する際に、

  • インターネットにつながっていても「セキュリティ保護あり」と表示されます。
  • インターネットにつながっていなくても、「セキュリティ保護あり」と表示されます。

ちなみに、WiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)する際のパスワード入力は、はじめてWiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)するときの一度だけです。

 

WiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)する際に、一度でもパスワード入力を完了していれば、二度目以降はパスワード入力を省略できます。

 

 

 

  • WiMAX端末とPCをWi-Fi接続(LAN接続)する際のパスワードが設定されていることを意味します。

 

ゴリりんご
わかりやすく言い換えると、

「 セキュリティ保護あり」は、パスワードの有無を確認するための表示です。

 

「インターネットなし セキュリティ保護あり」の原因

「インターネットなし セキュリティ保護あり」の主な原因は以下のとおりです。

 

 

  • WiMAX端末がインターネットにアクセスできない設定(状態)になっている
  • PCがインターネットにアクセスできない設定になっている

 

「インターネットなし セキュリティ保護あり」が表示される原因を簡単に言うと、

WiMAX端末とPCの両方、または、どちらかの機器が、インターネットにアクセスするための、通信経路を確立していないことが原因です。

 

ゴリりんご
それでは、さっそく解決していきます。

 

「インターネットなし セキュリティ保護あり」の解決方法

「インターネットなし セキュリティ保護あり」解決方法

WiMAX端末をインターネットにアクセスできる設定(状態)にする

  1. WiMAX端末を再起動する
  2. WiMAX端末をインターネットにアクセスできる状態にする
  3. WiMAX端末のファームウェアを更新する
  4. WiMAX端末を初期化する

PCをインターネットにアクセスできる設定にする

  1. PCのIPアドレスを設定変更する

  アドバイス  

「WiMAX端末」と「PC」のどちらも初期化(オールリセット)して、WiMAX端末とPCを接続すれば、「インターネットなし セキュリティ保護あり」を解決できる可能性は高いです。

ただ、WiMAX端末とPCのどちらも初期化(オールリセット)するのは現実的ではないため、このページでは最善の解決方法を提案します。

 

ゴリりんご
それでは、さっそく解決を試みてみましょう。

 

WiMAX端末を再起動する

WiMAX端末のメモリに不具合を生じさせるデータが存在していると、結果として「インターネットなし セキュリティ保護あり」と表示されることがあります。

  • WiMAX端末を再起動

してみてください。

再起動をすると、メモリに書き込まれている不具合を生じさせる一時的なデータを消去したり、新しく設定した通信経路を順番に読み込んで、正常な状態に戻せる場合があります。

トラブル解決の定番です。

 

ゴリりんご
再起動しても解決できない場合は、このページをこのまま読み進めてください。

 

WiMAX端末をインターネットにアクセスできる状態にする

WiMAX端末がインターネットにアクセスできない状態だと、「インターネットなし セキュリティ保護あり」と表示されることがあります。

  • WiMAX端末にSIMカードが正しく挿入されている
  • WiMAX端末の電波表示は圏内になっている

など、WiMAX端末がインターネットにアクセスできる状態になっているか、あらためて確認してみてください。

WiMAX端末をインターネットにアクセスできる状態にしたら、WiMAX端末を再起動をして「インターネットなし セキュリティ保護あり」が解決されたかどうか確認してみてください。

 

ゴリりんご
うっかりミスは意外と多いようです。そのときは気付かなくても、のちほど、うっかりミスをしていたことに気付くパターンもあります…。

あえて、すこし時間をおいてから設定を確認してみてください。うっかりミスをしていたことに気付きやすくなります。

 

WiMAX端末のファームウェアを更新する

WiMAX端末のファームウェアのプログラムに、不具合を発生させる要因が含まれていると、結果として「インターネットなし セキュリティ保護あり」と表示されることがあります。

  • WiMAX端末のファームウェアを更新

してみてください。ファームウェアの更新は不具合を改善してくれるケースがあります。

 

WiMAX端末のフォームウェア更新方法 

 

WiMAX端末のファームウェア更新方法の手順

 

WiMAX端末「設定」画面

 

WiMAX端末の液晶画面

  1. 【 設定 】をタップする
  2. 【 アップデート 】をタップする

最新のファームウェアにアップデート可能な場合、WiMAX端末の液晶画面に表示されるアップデートの項目をタップすると、ダウンロードが開始され自動的にインストールが行われます。

 

ゴリりんご
WiMAXのファームウェアには、WiMAX端末とPCを接続するためのデータが格納されています。最新のファームウェアにアップデートすることで、「インターネットなし セキュリティ保護あり」を解決できる可能性があります。

 

WiMAX端末を初期化する(オールリセット)

WiMAX端末に不具合を生じさせる設定が行われていると、結果として「インターネットなし セキュリティ保護あり」と表示されることがあります。

  • WiMAX端末を初期化(オールリセット)

すると、解決できる可能性があります。

WiMAX端末の初期化は、ネットワーク設定もリセットされるので、「インターネットなし セキュリティ保護あり」を解決できる可能性があります。

WiMAX端末は、PC・スマートフォン・プリンターなど複数の機器類を同時にインターネットに繋げることができますが、それとは逆に、特定の機器類しかインターネットに繋げなくするような設定もあります。なので、WiMAX端末を初期化することで、「インターネットなし セキュリティ保護あり」の原因を1つずつ探る必要がなくなり、早急に解決できるメリットがあります。

WiMAX端末の初期化後に、WiMAX端末とPCを接続して、インターネットに繋がるかどうか試してみてください。

 

ゴリりんご
WiMAX端末を初期化することをためらうかもしれませんが、WiMAX端末の初期化は「インターネットなし セキュリティ保護あり」の原因を1つずつ探るよりも効率的な解決方法です。

もし、WiMAX端末を初期化しても、「インターネットなし セキュリティ保護あり」を解決できない場合は、PCの設定に原因があると思われます。

WiMAX端末を初期化しても、ダメだった場合は、引き続き、このページを読み進めてください。

 

PCのIPアドレスを設定変更する

PCと他デバイス(スマートフォン・プリンターなど)の「IPアドレス」が重複していると、WiMAX端末が正しくデータ通信できないため、インターネットに繋ぐことができず、「インターネットなし セキュリティ保護あり」と表示されることがあります。

  • PCの「IPアドレス」を変更

して、解決を試みます。

イメージ図

IPアドレスの重複

【現状】PCと他デバイス(スマートフォン・プリンターなど)の「IPアドレス」が重複していると、WiMAX端末が正しくデータ通信できないため、インターネットに繋ぐことができない

PCのIPアドレスを変更する

【解決方法】PC の「IPアドレス」を変更する

 

▼▼ 実践 ▼▼

 

 

Windows10 PC の IPアドレス変更方法

 

IPアドレス変更方法の手順①

 

検索ボックスに「cmd」と入力して「コマンドプロンプト」をクリックする

Windows10トップページから

  1. 検索ボックスに「cmd」と入力する
  2. 【 コマンドプロンプト 】をクリック

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順②

 

コマンドを入力する

  1. 「ipconfig」と入力する
  2. パソコンのキーボード「Enter」ボタンを押す

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順③

 

「IPv4」「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」をメモする

  1. 「IPv4」「サブネットマスク」「デフォルトゲートウェイ」をメモする

それぞれの「3桁・3桁・3桁・3桁」の番号をメモします。メモした番号はあとで別枠に入力します

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順④

 

Wi-Fiアイコンを右クリックして「ネットワークとインターネットの設定を開く」をクリックする

Windowsトップページから

  1. Wi-Fi アイコンをクリック
  2. 【 ネットワークとインターネットの設定を開く 】をクリック

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順⑤

 

「アダプターのオプションを変更する」をクリックする

  1. 【 アダプターのオプションを変更する 】をクリック

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順⑥

 

「Wi-Fi」をクリックする

  1. 【 Wi-Fi 】をクリック

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順⑦

 

「プロパティ」をクリックする

  1. 【 プロパティ 】をクリック

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順⑧

「インターネットプロトコルバージョン4」をクリックする

  1. 「インターネットプロトコルバージョン4(TCP/IPv4)」をダブルクリックする(OKボタンのクリックではありません)

⇩⇩⇩

IPアドレス変更方法の手順⑨

 

IPアドレスを入力

 

  1. 「次のIPアドレスを使う」にチェックを入れる
  2. IPアドレスを入力する
    IPアドレスは他デバイスと同じにならない値を入力します
    → 192.168.100.●●●
    【 例 】
    初期値 192.168.100.101
    変更例 192.168.100.107
    変更例 192.168.100.108
    変更例 192.168.100.109 など
  3. サブネットマスクを入力する
    先ほどの「IPアドレス変更方法の手順③」でメモした
    「サブネットマスク」の番号を入力します

  4. デフォルトゲートウェイを入力する
    先ほどの「IPアドレス変更方法の手順③」でメモした
    「デフォルトゲートウェイ」の番号を入力します
  5. 優先DNSサーバーを入力する
    ここにも、先ほどの「IPアドレス変更方法の手順③」でメモした
    「デフォルトゲートウェイ」の番号を入力します

 

OKボタンを押したら設定完了です

設定完了したら再起動して
解決できたかどうか試してください ('ω')

 

ゴリりんご
「IPアドレス」の入力は、あまり難しく考えず、ただ単純に番号だけ変更してみてください。

 

 

変更後IPアドレス確認方法

 

変更後IPアドレス確認方法の手順

変更後のIPアドレスを確認する

Windowsトップページから

  1. Wi-Fiアイコンを右クリック
  2. 【 プロパティ 】をクリック

 

ゴリりんご
変更した「IPアドレス」は、メモ書きしてパソコンの裏面にセロハンテープで貼っておくのも良いと思います。

 

「インターネットなし セキュリティ保護あり」が解決しました

「インターネットなし セキュリティ保護あり」解決方法

WiMAX端末をインターネットにアクセスできる設定(状態)にする

  1. WiMAX端末を再起動する
  2. WiMAX端末をインターネットにアクセスできる状態にする
  3. WiMAX端末のファームウェアを更新する
  4. WiMAX端末を初期化する

PCをインターネットにアクセスできる設定にする

  1. PCのIPアドレスを設定変更する

このページでは、上記5つの解決方法を説明しました。それぞれの設定が終わりましたら、忘れずに再起動をして、解決されたかどうか確認してみてください。

WiMAX端末でPCがインターネット接続できているかと思います。

 

ゴリりんご
「インターネットなし セキュリティ保護あり」の解決方法は以上です。ありがとうございました。

 

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