【WiMAX2+】ホームルーター完全解説！

記事更新2024年

 

 

WiMAX2+ホームルーターとは

 

 

 

WiMAX2+ ホームルーターの
通信速度を比較

WiMAX2+	HOME 02	HOME L02
ホームーター
最大通信相度 （ 下り ）	440 Mbps	1.0 Gbps
最大通信速度 （ 上り ）	75 Mbps	75 Mbps
Wi-Fi 周波数設定	・5GHz ・2.4GHz	・5GHz ・2.4GHz
Wi-Fi 規格	IEEE802.11a/n/ac（5GHz） IEEE802.11b/g/n（2.4GHz）	IEEE802.11a/n/ac（5GHz） IEEE802.11b/g/n（2.4GHz）
MTU	設定不可	1400～1440

 

 

通信速度

1Gbps = 1000Mbps

 

 

 

WiMAX2+ ホームルーター「HOME 02」と「HOME L02」の最大通信速度（下り）を比べると、「HOME L02」の方が優れています。

 

 

 

通信モード

WiMAX圏外エリアでインターネットしたい時に、au の電波（携帯キャリアの電波）を使ってインターネットに繋ぐことができます。

通信モード	通信エリア
ハイスピードモード	「WiMAX2+」 と同等のエリア
ハイスピード プラスエリアモード	「au サービス」 と同等のエリア

WiMAXは「au エリア」でも利用できます。

WiMAXネット回線を運営しているUQ WiMAX は KDDI グループなので「au エリア」でもWiMAXが利用できるというワケなんです ('ω')

 

 

参考【WiMAX2+】ハイスピードモードとハイスピードプラスエリアモードとは？

 

 

Wi-Fi 周波数帯

WiMAXホームルーターのWi-Fi接続は「周波数帯」を設定して、通信速度を向上させることができます。

• Wi-Fi 周波数の初期設定は「2.4GHz」に設定されています。
• Wi-Fi 周波数を「5GHz」に設定変更すると通信速度が向上します。

周波数帯	特徴
5GHz	【 メリット 】 電波干渉を受けにくく、高速で安定した通信
	【 デメリット 】 電波が遠くまで届かない
2.4GHz	【 メリット 】 電波が遠くまで届く
	【 デメリット 】 電波干渉を受けやすく、速度低下する場合がある

 

 

「５GHz」の周波数帯は、気象レーダーなどでも利用されています。そのため、ホームルーターを利用する場所によっては気象レーダーなどとの電波干渉が起きる可能性があります。

WiMAXホームルーターは、気象レーダーなどの電波を検知したとき、「2.4GHz」に自動的に切り替わる「DFS機能」を搭載しています。

そのため、ご自身の注意不足により、気象レーダーなどと電波干渉させてしまうケースは無いと言えます。

 

 

 

Wi-Fi 規格

WiMAXホームルーターのWi-Fi接続は「規格」を設定して、通信速度を向上させることができます。

「ホームルーター」と「PC・スマートフォン」をWi-Fi接続するときの、 Wi-Fi そのものには「規格」があります。

• IEEE802.11ax
• IEEE802.11ac
• IEEE802.11a　など

名称	Wi-Fi 規格	通信速度 （最大）
Wi-Fi６	IEEE802.11ax	9.6Gbps
Wi-Fi５	IEEE802.11ac	6.9Gbps
Wi-Fi４	IEEE802.11n	600Mbps
-	IEEE802.11g	54Mbps
-	IEEE802.11a	54Mbps
-	IEEE802.11b	11Mbps
-	IEEE802.11	2Mbps

Wi-Fi の「規格」ごとに最大通信速は異なり、「IEEE802.11ac」は、最大通信速度 6.9Gbps でWi-Fi接続可能です。「IEEE802.11ac」は、「Wi-Fi４」以下よりも転送可能なデータ量が多いため、高速通信が可能となっています。

 

 

 

MTU

WiMAXホームルーターは「MTU」を設定して、通信速度を向上させることができます。

• 「MTU」とは、ネットワーク機器が一度に送受信できるデータ通信量（パケット）のこと。
• 「MTU」を設定してデータ通信量（パケット）の最大転送値を設定します。
• 「MTU」を設定することで通信速度を向上させることができます。

	HOME 02	HOME L02
MTU	設定なし	1400 ～ 1440 byte

「MTUの設定」や「MTUの値」は、WiMAXホームルーターの機種ごとに取扱い方法が異なります。

「HOME 02」はMTUの設定変更ができませんが、「HOME L02」はMTUの設定変更が可能です。

 

 

 

WiMAX2+ ホームルーターの
電源を比較

WiMAX2+	HOME 02	HOME L02
ホームルーター
電源	ACアダプタ	ACアダプタ
消費電力 （最大）	最大9W	最大24W

 

 

電源

WiMAXホームルーターの電源は「AC アダプタ」で給電を行います。USBケーブル等での充電はできません。

WiMAX2+ ホームルーターの「ACアダプタ」は、付属品として同封されています。別途で「ACアダプタ」を購入する必要はありません

WiMAXモバイルルーターはUSBケーブル（市販品）を使用して、パソコンのUSBポートから充電することも可能ですが、WiMAXホームルーターはパソコンのUSBポートから充電することができません。

 

 

 

WiMAX2+ ホームルーターの
LAN接続設定を比較

WiMAX2+	HOME 02	HOEM L02
ホームルーター
Wi-Fi 接続 台数	Wi-Fi：20台	Wi-Fi：40台
有線接続 台数	LAN：1台	LAN：2台

 

 

Wi-Fi 接続

ホームルーターのWi-Fi接続は、複数台の機器を同時にインターネットに接続することができます。

WiMAXホームルーターのWi-Fi接続設定は、PC・スマートフォンのWi-Fi設定画面で、

• ネットワーク名（SSID）
• パスワード

を入力するだけです。

 

 

 

有線接続

WiMAXホームルーターは、PCやプリンターなどのデバイスに有線接続できます。

Wi-Fi接続と有線接続を同時に利用することも可能です。

	HOME 02	HOME L02
LAN接続	１台	２台
LANケーブル （ Ethernet ） 付属	付属なし （市販品を購入）	付属あり （試供品）

 

　「HOME 02」 の LANポート　

「HOME 02」 LANポート （Ethernet）	LAN端子	伝送速度
	1000 BASE-T	１Gbps
	100 BASE-TX	100 Mbps

　「HOME L02」のLANポート　

「HOME L02」 LANポート （Ethernet）	LAN端子	伝送速度
	1000 BASE-T	１Gbps
	100 BASE-TX	100 Mbps
	10 BASE-T	100 Mbps

 

　Ethernetケーブル（LANケーブル）の規格　

	LAN端子	最大伝送速度
CAT８ カテゴリー８	40 GBASE-T 25 GBASE-T	４０Gbps
CAT７ カテゴリー７	10 GBASE-T	１０Gbps
CAT６ カテゴリー６A	10 GBASE-T	１０Gbps
CAT６A カテゴリー６	10 GBASE-T	１Gbps
CAT５e カテゴリー５e	1000 BASE-Tx 1000 BASE-T	１Gbps
CAT５ カテゴリー５	100 BASE-T 10 BASE-T	100 Mbps

1Gbps = 1000Mbps

「Ethernetケーブル（LANケーブル）」には規格が定められていて、「Ethernetケーブル（LANケーブル）」の規格ごとに最大伝送速度の値は異なります。

WiMAXホームルーターに有線接続するなら、高速通信可能な「1000 BASE-T」の Ethernet ケーブル の使用がおすすめです。

 

　「 Wi-Fi接続 」と「 LAN接続 」の同時利用が可能！　

WiMAX端末	HOME 02	HOME L02
ホームルーター	HOME 02	HOME L02
Wi-Fi 接続 台数	Wi-Fi：20台	Wi-Fi：40台
有線接続 台数	LAN：1台	LAN：2台
同時接続 （合計）	21台	42台

 

 

 

WiMAX2+ ホームルーターの
セキュリティ設定を比較

WiMAX2+	HOME 02	HOME L02
ホームルーター
Wi-Fi セキュリティ	WPA２	WPA２
SSIDステルス機能	あり	なし
Macアドレス フィルタリング	設定可能	設定可能
IPアドレス フィルタリング	最大50個	最大16個

 

 

Wi-Fi セキュリティ

2024年現在、WiMAXプロバイダで購入できるホームルーター（HOME 02・HOME L02 ）のWi-Fiセキュリティは「安全なセキュリティレベル」を満たしています。

「HOME 02」の Wi-Fi セキュリティ
Wi-Fi 規格	通信規格	暗号化規格
Wi-Fi５	WPA２-PSK	AES

「HOME L02」の Wi-Fi セキュリティ
Wi-Fi 規格	通信規格	暗号化規格
Wi-Fi５	WPA2−PSK	AES

 

　WiMAXの「通信規格」　

 

　WiMAXの「暗号化規格」　

 

WiMAX2+ ホームルーターは「Wi-Fi５」でWi-Fi接続するので、セキュリティ通信規格の上限は「WPA２」となります。

 

 

 

SSIDのステルス機能

WiMAX2+ホームルーター「HOME 02」「HOME L02」どちらも「SSIDのステルス機能」を有効にすることで、ネットワーク名（SSID）を隠すことができます。

一般的に、Wi-Fi のネットワーク名（SSID）は、自分だけでなく他人も検索することができる状態となっています。

Wi-Fiのネットワーク名（SSID）を隠すことで、第三者からのWiMAXホームルーターへのネットワーク接続を制限するねらいがあります。

 

 

 

 

Mac アドレスフィルタリング

「Mac アドレスフィルタリング」は、あらかじめ登録したPC・スマートフォン・プリンターなどのデバイス機器のみ、ホームルーターに接続可能にする機能です。

「Mac アドレスフィルタリング」を有効にすると、あらかじめ登録していないPC・スマートフォンなどのデバイス機器はホームルーターにWi-Fi接続不可能になります。

「Mac アドレスフィルタリング」を有効にすることで、第三者からのWiMAXホームルーターへのネットワーク接続を制限するねらいがあります。

 

 

 

 

IP アドレスフィルタリング

「IP アドレスフィルタリング」は、インターネット側からの不正アクセスを防ぐために設定する機能です。

インターネット側からのデータ通信のアクセスに条件を設定して、不正なデータ通信のアクセスをブロックします。

	HOME 02	HOME L02
IPアドレス フィルタリング	最大50個	最大16個
LAND攻撃 （ランド攻撃）	検知可能	検知なし
Smurf攻撃 （スマーフ攻撃）	検知可能	検知なし
IP Spoofing攻撃 （アイピースプーフィング攻撃）	検知可能	検知なし

 

 

 

 

 

 

WiMAX2+ ホームルーターの
ネットワーク設定を比較

WiMAX2+	HOME 02	HOME L02
ホームルーター
ポート開放	設定可能	設定可能
DMZホスト設定	設定可能	設定可能
UPnP	設定可能	設定可能
グローバルIP アドレス	利用可能	利用可能
IPアドレスの固定	要設定	要設定

 

 

ポート開放

WiMAX2+ホームルーターは、ポートフィルタリング機能の一部を解除する「ポート開放」が可能です。

WiMAX2+ ホームルーターは、データ通信の出入口（ポート）の一部を塞ぎ、不要なデータ通信を遮断（フィルタリング）する「ポートフィルタリング」機能を搭載しています。

 

WiMAX2+ ホームルーターは、

• オンラインゲーム（一部のゲームソフト）
• リモートアクセス（VPNなど）
• インターネットTVでの動画ストリーミング

などをするときに「ポートフィルタリング」機能の一部を解除する「ポート開放」の設定が可能です。

 

 

 

DMZホスト設定

WiMAX2+ ホームルーターは「DMZホスト設定」が可能です。

 

「DMZホスト設定」とは、インターネット側（サーバー側）からのデータ通信を一方的に受信可能にする設定です。

通常、インターネットするときのデータ通信は、

1. PC側から、インターネット側（サーバー側）にデータ送信
2. インターネット側（サーバー側）から、PC側にデータ受信

する順番となっていますが、

「DMZホスト設定」をONにすることで、パソコン側からインターネット側（サーバー側）にデータ送信せずに、インターネット側（サーバー側）からデータ受信することが可能となります。

「DMZホスト設定」は、データ送受信の出入口の “一部” を通過させる「ポート開放」とは異なり、データ送受信の出入口の “全て” を通過させる設定となります。

 

一般的には、「ポート開放」の設定をすれば、「DMZホスト設定」をONにする必要はないのですが、「ポート開放」設定時のポート番号がわからないときに「DMZホスト設定」をONにするのがセオリーとなっています。

 

 

 

UPnP

WiMAX2+ホームルーターは「UPnP」の設定が可能です。

「UPnP」とは、 PC・スマートフォン・プリンターなどのデバイスを、自動的にポート開放して、ネットワーク内にあるデバイス同士を自動的に接続する技術仕様のことです。

例えば、PCとスマートフォンをプリンターに接続する場合には、PCとスマートフォンのそれぞれをプリンターに接続する設定を行う必要がありますが、「UPnP」をONに設定すれば設定を行う必要はありません。「UPnP」をONに設定すれば、ネットワーク内にあるPC・スマートフォン・プリンターのすべてが自動的に相互接続されます。

 

 

 

グローバルIPアドレスの利用

WiMAXは「グローバルIPアドレス」を利用できます。

 

　グローバルIPアドレスとは　

「グローバルIPアドレス」とは、インターネットに接続するコンピュータの住所のこと。

「グローバルIPアドレス」は利用できる個数が限られているため、世界中の人々がインターネットするには十分な個数を満たしているとは言えない状況です。

そのため「グローバルIPアドレス」を取得しているプロバイダでは、プロバイダが管理するネットワーク内で使用する「プライベートIPアドレス」を顧客に割り当てています。

なので、顧客は「プライベートIPアドレス」を利用するカタチとなります。顧客が「グローバルIPアドレス」を利用する場合は有料となります。

 

 

 

固定IPアドレスの利用

WiMAXのグローバルIPアドレスを固定することができます。

WiMAXのグローバルIPアドレスは動的なので、インターネットに再接続するたび、グローバルIPアドレスが変更されるケースがあります。

なので、WiMAXホームルーターでグローバルIPアドレスを固定したいときは設定が必要です。

グローバルIPアドレスを固定することで、「ご自身の PC・サーバー・ウェブカメラ・ゲーム機」などのデバイスに外部のインターネット環境からアクセス可能になります。

 

 

 

おすすめのWiMAX2+ ホームルーター！

 

　WiMAX2+ホームルーターのスペックを比較　

WiMAX2+	HOME 02	HOME L02
ホームルーター
おすすめ
製造元	NEC プラット フォームズ	Huawei （ファーウェイ）
発売日	2020年1月30日	2019年1月25日
通信エリア	5G 4G LTE WiMAX 2+	5G 4G LTE WiMAX 2+
通信速度 （最大）	440 Mbps （下り）	1.0 Gbps （下り）
	75 Mbps （上り）	75 Mbps （上り）
Wi-Fi周波数	・5GHz ・2.4GHz	・5GHz ・2.4GHz
Wi-Fi規格	IEEE802.11 a/n/ac （5GHz） IEEE802.11 b/g/n （2.4GHz）	IEEE802.11 a/n/ac （5GHz） IEEE802.11 b/g/n （2.4GHz）
MTU	設定なし	1400 ～ 1440
給電機器	ACアダプタ （付属品）	ACアダプタ （付属品）
Wi-Fi接続 台数	Wi-Fi：20台	Wi-Fi：40台
有線接続 台数	LAN：1台	LAN：2台
Ethernet ケーブル	付属なし	付属あり
Wi-Fi セキュリティ	WPA2	WPA2
SSIDステルス機能	あり	なし
Macアドレス フィルタリング	設定可能	設定可能
IPアドレス フィルタリング	最大50個	最大16個
ポート開放	設定可能	設定可能
DMZホスト 設定	設定可能	設定可能
UPnP	設定可能	設定可能
グローバルIP アドレス	利用可能	利用可能
IPアドレスの固定	要設定	要設定
サイズ	約 50×118×100mm	約 93×178×93mm
重量	約218g	約436g
操作方法	ボタン操作 スマート スピーカー	ボタン操作
SIM	Nano SIM （Ver.4）	Nano SIM （Ver.4）

同封品

ACアダプタ

ACアダプタ Ethernetケーブル

１Gbps = 1000 Mbps

 

　WiMAX2+（ ４G通信回線 ）通信速度について　

 

 

 

WiMAX2+ ホームルーターの
価格を比較

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